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NO to YES!です

ゲンタとモモタの絵の展示@そごう横浜

昨年の夏休みに保養にボランティアで参加して、その後一度大分の家に帰り、「やっぱり北海道で暮らします」と連絡が来て、自転車で1ヶ月かけて来道したのが去年の11月。

あれからもうすぐ1年が経つ、うちのメンバー「モモタ」

普段は、朝早く起きてアルバイトをし、昼頃に帰宅し、少し休んだり、絵を描いたり?して、夕方、里子の3歳児が保育園から帰って来る頃に3歳児のお風呂の用意をしていれてくれています。たくさん遊んで、たくさん笑ってくれています。


彼が描くイラストは、これまでに何度も紹介したり、会員の皆様へ送ったりもしています。

どこからこんな絵を想像して描けるのだろう?と毎回思います。

どのイラストも全部素敵なのですが、これまでの感想としては、「こういう絵を描いて」というと、もちろん頼んだ以上のイラストができるのですが、「こんな感じなので好きに描いてください」と頼むと、その更に上をいく素敵なイラストを描く人だと思います。要するに自由に想像ができる絵が、やっぱり「今、彼が描きたいことやもの」が好きなのだろうなと思います。

そんなの当たり前だと思うかもしれないけど、いやいや、テーマに沿ったことじゃない、真っ白な状態のところに描くって難しいことだと私は思います。

だから、「よくこんなことを想像(創造)できるな」と感心するのです。

☆とはいえ、もしも依頼をしたら、想像以上の素敵な絵ができるのは間違いないです!


 前置きがすごく長くなってしまいましたが、、、

モモタにはゲンタという弟がいます。

私は、モモタよりも、ゲンタに先に出会っています。ゲンタが中学1年生の時だったと思います。

当時彼は不登校で、学校へは行かず、家で過ごしているとのことでした。

大分から北海道に、お父さんの仕事の関係で、ゲンタも一緒に遊びに来ていて、うちに泊まったのですが

ここにあったホワイトボードに、ホワイトボードマジックで見事な龍の絵を描いてくれました。


その時の絵と、ゲンタ(中1)と心平(小5)です。懐かしすぎる✨


これ以外にも切り絵をしたりしていると話していて、でも基本家にいると話していたので

「じゃあもしも興味があったら冬休みに保養のボランティアに来てくれない?」

とお願いしたところ、その時は9月頃だったのですが、3か月後の12月に、本当にボランティアで来てくれました。

ゲンタとモモタのお父さんは、障害者施設で働いていて、ゲンタも日頃から障がいをもった人たちと接することも多かったようなので、現在うちで一緒に暮らしているりんちゃんの支援(当時小学校6年生)をお願いすることにしました。

ゲンタは、こんなに素敵な絵も描いていて、りんちゃんにも親切で、優しくて、明るくて、素晴らしい男の子でした。でもどこか、少し無理してるのかなという気もしました。

後から話を聞くと、それはやっぱり、不登校でいて、いろんな不安も抱えていたし、家族にも心配させているし、ということもすごく感じていたのだろうなと思います。

それからもう一度保養に参加してくれたり、娘の由羽たちと一緒に沖縄へ行って、辺野古へ行ったりもしました。

その後、高校に入学、卒業し、医療系の専門学校へ入学し、今は学力も優秀なのだそうです。

絵はずっと描き続けていました。いろんな場面で活躍もしていました。

モモタがうちに来てから、時々ゲンタと画面をみながら話しますが、なんだか以前よりもずっと楽しそうにみえるし、楽しそうに話しているように思います。きっと充実しているのだと思う。



ゲンタに出会えてから数年後にモモタと出会うことができて。

今もこうして、二人の素敵な青年に関わることもできて、なんだろう、このブログを書きながら感慨深いものだなと思い出しています。



その彼らの作品展が、横浜の「そごう」に展示中です。







先日はじまり9月23日までだそうです。


彼らの紹介はこちら↓



この素敵な色は、水彩やコケや木の実で出しているのですね。

「星」って、素敵ですね。



こちらはモモタの紹介です↓




モモタの作品も、彼の、いろんな顔や思いや想像している世界をとても表現しているなと毎回思います。

まあとにかく、興味深い青年です笑

インスタもやってるのですね。みたことないや。

「ももたー3歳児お風呂にいれてー」「ごはんだよー」という会話ばかりだ🙄


そして、このギャラリーショップでは、彼らのグッズや原画も販売されているそうです。

ぜひ!購入してください。

グッズもめっちゃかわいい!



クリアファイル各種




1枚ずつ外せる「しおり」だそうです✨




このびっくりまんシールみたいなステッカーたちもめっちゃかわいい。携帯ケースにいれたりしたい。

「まだとばないだけ」と「スマホ依存賞」は心平にプレゼントしよう。



そういうわけで。


ゲンタとモモタの作品をみにぜひ「そごう横浜店6Fギャラリーショップ」へ行ってみてください。

※残念ながら在廊はしていませんが。