鈴木浩蔵さんの新聞記事
今年の保養も、鈴木浩蔵さんからの寄付があったおかげでできました。
本当にそうなので、そうとしかいいようがなく、、、、
が!私と学年がひとつ違うだけで、同年代です。
そういう人が、もう10年ちかく大きく寄付をして応援し続けてくれているって、私にとってはもう神様のような存在です。
実際彼はとても穏やかで、頭がよくて、優しくて、話がおもしろくて、時々東京でお会いしたりすると何時間も話してあっという間に時間が過ぎていきます。すごく頭がいいのですよね。
なんと!鈴木浩蔵さんが掲載されている新聞記事があるのです!ご本人に許可をいただいたので載せておきますね☆
新聞記事より抜粋↓
「活かす選択肢示す
廃業した銭湯の建物をそのまま使ってカフェとして生まれ変わらせたり、ウェブ上に再現したりと、銭湯文化を残す様々な取り組みが広がっている。
銭湯特融の煙突が目立つ文京区根津の「SENTOビル」は、2007年に廃業した銭湯「宮の湯」を回収した複合施設だ。建物1階に入るカフェは、浴室や脱衣所だったスペースに机やいすを置き、高い天井やタイルの壁画、げた箱など、当時の雰囲気をそのままに抹茶やコーヒーを楽しめる。
ビルを所有する「鈴和建設」社長の鈴木浩蔵さん(50)は、「形が変わっても多くの人が集まって落ち着くことができるという銭湯の役割がそのまま残った施設にしたかった」と語る。
宮の湯は鈴木さんの祖父の兄が約70年前に開業。その息子夫婦が2代目として経営していたが、夫が病気で体調を崩してからは長らく休業。頼まれて宮の湯を引き取った鈴木さんは、再開する道も検討したが、採算の見通しが立たず断念した。
鈴木さんにとって銭湯は、子どもの頃に通った思い出の場所。このままなくすのはあまりにも惜しいと思った。「雰囲気を残しつつ、商店街に活気を生むような面白い施設にしたい」と思い立ち、建物を改修。20年5月に再スタートを切った。銭湯の名残があるカフェや物販店は、若者や海外の観光客に人気だ。宮の湯の常連客だった人も訪れる。「おじさんは学生に優しく、営業時間を過ぎても入れてくれた」「建物を壊さないでくれてありがとう」。そんな言葉がうれしい。
鈴和建設は公衆浴場の改修工事などを手がけている。鈴木さんは「今ある銭湯の経営が続くのが一番」としつつ、「廃業して更地になり、新しいマンションが建ってしまえば、町の景観や雰囲気も変わってしまう」と危惧する。鈴木さんは、SENTOビルをモデルケースにして、オーナーや地域にとっても大切な銭湯の建物をそのまま生かすという選択肢を示していきたいと考えている。」
鈴木さん素敵ですよね。笑顔がもうそのまま人柄という人です。
この新聞記事の内容を打ち込みながら、なんだかとても感動していました。
更地にして新しいマンションを建ててしまうのではなく、その建物を活かすこと。
もしかしたら「儲かる」のは、建設会社を営む社長さんなのだから、更地にして新しいものを建てたほうがいいのかもしれないです。
だけど、オーナーや地域が大切にしているものを活かすって、すごく大切なことだと思います。
そんな提案をして、オーナーや地域のことを一緒に考えてくれる建設会社ってすごいなぁと思うのです。
鈴木さんがオーナーをされている「レンタルスペースパズル浅草橋」も、鈴木さんの会社が所有されている老舗ビルの一角を活かした素敵なレンタルスペースです。
カフェがあったり、コワーキングスペースや会議室、キッチンもあって。
壊して新しくではなくて、あるものを活かすって素敵な考えだと思うし、その場所への思い入れや、大切にしているものがあるからできるのだろうなと思います。
私たちの保養を応援しつづけてくれている「あしながおじさん」は、こういう方です。
鈴木さん素晴らしいです✨
そして今回の保養でも本当にありがとうございました!