石橋胃腸病院さんでの健康診断
保養の大切な1日
「石橋胃腸病院」さんでの健康診断へ行きました。
2015年の保養から、札幌市白石区川下にある石橋胃腸病院で、甲状腺エコー、心電図、血液、尿、医師の診察を無料で、保養の参加者全員に実施してくれています。
そもそもなぜ保養が必要なのか?
2011年東日本大震災、福島第一原発事故が発生し、放射能汚染の被害が起きました。
現在もまだ、福島第一原発事故は様々な問題を抱えながら、壊れたままの状態です。
心配なこと、不安なことも今でもあります。
保養は、夏休みや冬休みに、放射能汚染の被害の影響が福島よりも少ない北海道で、子どもたちが過ごし、元気に、美味しく、楽しく過ごせること、山や海などでのびのびと遊んだり、普段はできない体験をすることなどを大切にしています。そして更に元気になって福島へ帰ってもらうこと。
放射能は匂いも色も味もなく、どこで、どんな影響があるのかもわかりません。
特に、福島で暮らす子どもたちが、その影響を体に受けていないか?そのことを知るためにも、甲状腺エコーなどの検査を受けさせてもらうことは、とても大切なことです。
だけどそんな機会はなかなかありません。
その機会をつくってくれたのが、石橋胃腸病院の有馬名誉院長です。
今年もどうぞよろしくお願いします!ジュリが代表して挨拶をしてくれました。
2つのグループに分かれて、スムーズに検査ができるようにしてくれています。
甲状腺は放射能の影響を特に受けやすいそうなので、甲状腺エコーの検査はとても重要です。
保養を楽しみに来てくれるけど、どんな楽しいことや美味しいことをするにも一番、何よりも大切なのは「健康」でしょ?というと、子どもたち皆、そうだとうなづいていました。
だから、君たちが健康かどうか?見てくれるのは本当に大きな素敵なプレゼントなんだよ。
というと、納得しているようでした。
彼らも、放射能汚染や、放射能の被害などを気にしているし、心配もしています。
でもこれからもずっと健康で成長し、大人になって、働いたり、結婚したり、子どもを産んだり、、、それが当たり前にできるように、君たちの心や体の健康を私たちはいつも気にかけているよということが伝わりますように。
みんなの検査もしてくれて、更にお土産に、お菓子やジュースまでいただいて!
本当に有難いことばかりです。
有馬名誉院長
スタッフの皆さん
本当にありがとうございました!