2024年度の目標
こんばんは!ようやく道路が走りやすくなってきましたね!と、油断しているときっとまた大雪が降ったりする北海道ですが、ホッとしています。
先日、福島から、小学生の頃に保養にずっときてくれていた兄弟が遊びに来てくれました。
2人は大学と高校受験を無事に終え、3年ぶりくらいに来てくれました。
息子の心平とも仲良くしてくれていて、来て早々ゲームをしたり、カードゲームをしたり、大歓声をあげて遊んでいました☺️
特に、北海道の観光地へ行きたいとか、何かしたいことがあるという目的で来たわけではなかったので
何しようかなぁ、、、どうしようかなぁ、、、なんて考えていたのですが、杞憂でしたね。
「ただ来ただけ」それで十分楽しんでくれていました。
何より、彼らの成長に感激しました。
以前からリーダーシップもとれて、人の意見もよく聞く、しっかり者で、まとめ役の兄と、小学校1年生の時に初めて保養に来た時は、夜になると「おなかいたい、、、」とべそをかいては、ボランティアのお姉さんにずっとお腹をさすってもらっていた弟でしたが、毎回来るたびにパワーアップして、みんなとニコニコ遊んでいるかわいいやつでした。
そんな彼らは、2人ともすっかりお兄さんになり、数日間の北海道をとても楽しんでくれ、美味しく食べ、よく笑い、いろんな話をしてくれました。
大学生になる兄は、保養のボランティア行きますよ!と言ってくれました✨なんて心強いんだ!頼むよ!
そうやって元気に帰ってきてくれたこと、こんなに嬉しいことはないし、保養続けてきてよかったぁと心から思える彼らの来訪でした☺️
4月から、少しやりたいことがあります。
ここまでなんとかNO to YESを5年間続けることができ、6年目の2024年は、もう少しパワーアップしたいと考えています。
今朝Facebookに富田太子くんが投稿した文章をそのまま載せます。
Facebookより↓
皆さんこんにちは富田太子です。
2023年度も本当にありがとうございました。昨年は4年ぶりに冬休みを再開することができ、福島の子供達はとても嬉しそうでした。
2024年度の会員募集を始めました。
無事5年が経過し、6年目になる2024年度は、新たな事が始まります。
この5年間は、皆さんのお陰で保養を継続する事や農産物の販売を続けてこれた事ができましたが、常に資金不足に悩まされていました。けれども逆に言えば銀行などからの借入もないので、なんとか続けられたのだと思います。
2024年度は6月に福島から、これまで保養にずっと来ていた倫太朗くんを受け入れて共同生活が始まることが決まっています。彼はダウン症という障害を持っているため、生活の支援などを僕が中心になって関わることになりました。彼はこれまでもB型就労施設などで働いてきていますが、こっちに来てからしばらくは初めて家族と離れて暮らすことになるので、まずは生活に慣れることを中心にしていこうと考えています。
ただ、一緒に何かできることをしていこうと思っていて、倫太朗くんのご家族は彼がいろんな経験をすることを希望していました。これまで何度も保養で彼と一緒に過ごしてきましたが、彼はよく人の話を聞くし、一通りのことはできるし、できないことも教えたらできるようになるほうだと思います。その支援をしていこうと考えています。
まだ「これがしたい」というのは、実際に来てみないとわからないのですが、彼が来る前にやっておきたいことがいくつかあります。
そのいくつかは
1野菜の直売を再開すること
2菓子惣菜の製造ができる加工施設の許可取得
3直売する車(軽ワゴン車)に棚を設置すること
4倫太朗くんが暮らすことになる部屋を使いやすく改装すること
6月にこちらに来ることになっているので、できればこの4つのこと全てではなくても、いくつかはできればと考えているところです。
そのために皆さんにぜひ2024年度会員になってほしいのです。
2024年度の正会員が50名の申し込みがあったらとても助かります。
夏休みの保養も準備を始めています。
ぜひ!2024年度の正会員になって、NO to YES!を応援してください。
正会員の方には、りんごやリンゴジュースなどの会員割引や年3回ニュースレターの発行などの特典があります。また阿部桃大くんが会員限定のポストカードを毎月書いてくれることになっています。
そして今年の保養も福島の子供達が楽しく元気に過ごせるようにします。
ぜひよろしくお願いします。
会員のお申し込みはこちらからです↓
これが2024年の私たちの目標です。
もう何度も、保養はやめようと話したこともありました。
けれども、先日来てくれた兄弟もそうだし、この場所をとても大切に思ってくれている福島の子どもたちは多いです。上記の6月からここに来ることになっている倫太朗くんもその1人です。
私たちは、福島から来てくれる子どもたちみんなが、健康で、美味しく食べ、のびのび遊んで「楽しかったぁ」「美味しかったぁ」「嬉しかったぁ」という経験をしてもらえることを大切にしてきました。
大震災と原発事故を経験し、今もまだずっと危険なままの状態の原発の近くで暮らす彼らが、健康被害などがないよう、保養に来て、被ばくの心配をせず遊んだり、美味しく食べたりできる夏休みや冬休みを過ごせるように。
そして「保養が楽しいよ!」と福島で暮らす次の世代の子どもたちにも伝えられるように。
いつでもここに来られるように。
これからもこの場所で保養をずっと続けていきたいと思っています。
幸いなことに、この場所を大切に思ってくれている若者もこいます。
娘の由羽や心平、太子と桃大。
娘の由羽は、保養があったから現在医師を目指しています。
心平も「やりたいことがたくさんある」と言っていて、やっぱりそれは子どもたちと携わること。
太子と桃大は、「保養があるからここに戻ってきた」と言ってくれる心強い2人。
こんなに素晴らしい若い力あることを、とても嬉しく思います。
ぜひ!
正会員になって、私たちを応援してください。
福島の子どもたち、そして倫太朗くんや、里子でくる子どもたちも。
笑顔で過ごせるように頑張ります!
どうぞよろしくお願いします。
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