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NO to YES!です

4月から家族が増えます。

更新日:4月12日

なんて🙄

「におわせ」みたいな紛らわしいタイトルですみません。

うちのイケメンメンバーの誰かや医学生の誰かが結婚するとか、子どもが産まれるとか

そんなお話しではないのです。


 里子がやってきます!

というお話しです。


 まず昨年お預かりした里子3歳児のことから。

11月の中旬、父親や兄弟と面会にいった3歳児は、それ以降帰ってくることはありませんでした。

だけど、里親委託は、今日まで解除していませんでした。

こういうかたち(父親が連れ去るようなかたちで)だったので、できれば里親宅に戻したいと児相も弁護士さんに法的措置を相談していたし、父親がいつどういうかたちで何かしてしまうのでは?という監視状態でもあったので、いつでも戻れるようにしておくということで、、、、

でも「なにか」起きるということは、暴力的なことが起きたということなので

帰ってきてくれたらいいなぁ、、、、と、無事父親や兄弟と過ごせていたらいいなぁ、、、、と、両方の気持ちでした。


 当初、彼がここに来た時は、「長くなると思う」ということだったのですが

これまでにもいろいろ書いたように、行ったり来たり、いろんな感情が錯綜するような

落ち着いて暮らしたいけど、そうもいかない、、、日々でした。

彼は昨年の4月8日にここに来て、その時は、児相からも以前いた里親さんからも「大変な子だ」というお話しを聞いていたので、全員覚悟して受け入れた気がします。

だけど、実際は、元気いっぱいで、楽しそうで、面白くて、可愛くて、いたずらっ子で、私たちにはすぐに馴染み、もちろん大変なこともあったと思うけど、毎日楽しかったなぁと今振り返って思います。

彼との時間は、とても幸せでした。

 明日児相にて、11月以降のお話しを詳しく聴くことになっています。

DVや虐待、いろんな疑惑はあったはずなので、「これで子どもは守れるのだろうか?」と、私自身、児相の担当の方ともいろいろやりとりをしたし、思うことは多々あったけれども

「そんな父親なんかといるより、私といるほうがいいに決まってる!」なんて、言えるわけもないし、本当にそうなのか?も、わかりません。

ただ、里親であれど、3歳児を「我が子」のように大切に思い、接してきたのは間違いないことだし

その子と突然別れなければならなくなったことは、今もまだ、悲しい気持ちでもあります。

だけど、どうか、なにごともなく、これからもずっと元気いっぱいに成長してほしい。

そう願っているところです。


 4月からくる子は、小学校5年生。

彼も、辛い、悲しい経験をしている子どもです。

とてもいい子だけど、いい子過ぎて、今後どんなかたちで、彼のそれまでの人生が影響するかわからない。

というお話しでした。

私も、児相の担当の方も、「そうなったら、その時考えましょう」ということにしました。

1日だけ、うちに来てくれたのですが、元気よく、とても礼儀正しく、素直に、訊いたことに答えてくれました。太子やももたが、なにかしてくれるたびに「ありがとうございました!」と言うのです。

靴もぼろぼろだったとかで、児相の職員のおじさんが履いていたような長靴を借りて履いていました。

児相の一時保護施設でも、小さい子たちの面倒をよくみてくれる子で、彼がいるから助かっていると職員の方たちが言うくらいだそうです。

そりゃ有難い!

が、、、、「いい子にしないと」生きていけなかったような家庭環境なので

少しずつ、私たちに慣れてくれて、私たちも「いい子」の彼ばかりを評価するのではなく

どんなことも喜びあえたらいいなと思います。

この家、この家族を好きになってくれたらいいな。

彼が居心地のいい場所になれたらいいな。

どういうわけか。

昨年3歳児がうちに来た日と同じ日に彼がやってきます。


 「家族」という括りにしていいかわからないけど

今、家族と呼べる存在がいない彼には、「私たちがきみの家族だよ!」と言えたらいいなと思います。

頼もしくて優しいパパやお兄ちゃんたち、お姉ちゃん、私がいること。

先日うちに来てくれた時に、そんな話しをして、少しのあいだ、太子とモモタと遊ぶ時間がありました。

児相の担当の人が後日電話で、「帰りの車に乗ったとたん、楽しかった!と言っていました。そして、今度はいつここに来るの?と訊かれたんですよ笑」と話していました。

楽しみにしていてね。

私たちもきみとの新しい暮らしを楽しみにしているよ!



4月からまた、今度は、小学生のママになります。

がんばろーっと。



それにしても

うちの若者たちは頼りになるおにいちゃん、おねえちゃんでした。


これからまたよろしくね!


3歳児

どうか健康で、笑顔で暮らしていけますように。












 

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