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NO to YES!です

被災地の遺構のこと。

  • 2023年4月27日
  • 読了時間: 3分

 被災地を訪れて、もう1週間が経ちました。

もうひとつ書きたかったことがありました。



 大川小学校や、門脇小学校、門脇地区のMEET門脇という施設、南三陸町の高田会館など。

門脇小学校は石巻市が遺構として遺していたかもしれません。

でも、それ以外の場所は、自治体の行政が遺しているものではありませんでした。


 大川小学校は、今は、ぽつんとそこにあり、語り部の三條さんは「本当は学校の中もこれ以上崩れないように、でも震災当時の姿を保って、見てもらいたいのだけど、石巻市は何もしようとしてくれないんです。」と言ってました。「見にきてくれる人が、クラウドファンディングでお金集めたら集まるよ、って言ってくれるのですが、それじゃあダメなんです!石巻市が遺構として遺すと決めて、お金を出して、取り壊すのではなく、遺して見てもらえるようにしなければ。」と。昨年市長が代わったので、以前よりは、話し合えるようになったと思うと話してました。



南三陸町の高田会館は、宿泊したホテル観洋が運営していた宴会などができる施設だったそうです。

前回のブログでも書きましたが、3月11日は、老人会の芸能大会が催されていたそうです。

働いていた職員の方たちが、津波警報と聞き、この老人の方達を外へは出さず、屋上へ上がらせ、寒く、津波の影響でびしょ濡れになったそうですが、一晩を明かし、327名の命が助かったのだそうです。

そんな建物を残したいと、数年後、南三陸町に、建物は寄付するので維持してほしいと伝えたところ、寄付してもらったらすぐに取り壊すという返事だったそうです。


現在は「民間震災遺構」として、主に寄付などで維持しているのだそうです。

「大変です。」と語り部の伊藤さんも話されてました。


被災地には、たくさんのこういう建物があり、全てを遺すのは難しいのかもしれないです。

けれども、遺しておくことで、語り継げること、教訓にできることがたくさんあります。

ただの「負の遺産」ではないはずです。

多くの人が「見にいくこと」や「聞くこと」「知ること」で、遺す意味が更に出てくると思います。


私たちの保養も同じで

「福島はもう大丈夫でしょう」「もう復興したんでしょ?」と言われることも多いのですが

それは、被災地の方が、そう言って初めて、「よかった、では、私たちはもう必要ありませんね。」といえると思うのですが、「力になってほしい」という声は今でもあります。

ですが、行政や民間を含め、支援のための助成金などはほとんどありません。

民間というよりも個人の方達に応援してもらいながら、この数年は続けてきました。

とはいえ、私たちの保養は、とても恵まれていると思っています。

毎年寄付してくれる方や、会員になってくださる方や、野菜や果物などを販売させてもらえたり、保養の資金をなんとか調達できているからです。



私たちも、もう少し頑張りますね!

被災地の遺構や語り部さんたちと出会い、更にそう思うようになりました。








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