枝元なほみさんのこと。
さっきこういう記事を読みました。
これまでに、枝元なほみさんには、保養、福島でのイベント、いろいろいろいろなことをずっと応援してもらっています。
時々メールでやりとりしていて、病気のことや、最近のこと、どんなものを食べてるよ、とか。
でも、励ますどころか、いつも私が元気にしてもらっているのでした。
病気は辛いと思うのだけど、その今の体調で「できること」を探していて、無理をせずに動く。
そんなふうに今も動いたり、ゆっくり休んだりしながら暮らしているとのこと。
ビッグイシューの共同代表でもある彼女は、「仕事を作らなきゃ!」と、いつもいろんな人を元気にしていたと思うし
私のところに来ても「太子とこんなことしたら?仕事作ってあげなよ!」
保養でも「子どもたちとこんなことしたらいいんじゃない?子どもも大人も喜ぶよ!」と、いつも
常にアンテナを張り巡らして、動き回っていました。
どんな状況にあっても、「何か」を探して動くって、やっぱりすごい人だなと思う。
病気とたたかっている今も、その体だからこそ、喜ぶ食べ物とか、作れるものとか。先日は「干し納豆いいよ!作りなよ!」と言ってたけど、「へー」と流したが、今度ちゃんと聞いてみよう。
私と猫さん(枝元さんのこと)の初めての出会いは、2013年頃だったと思うのだけど
イベントを主催して、枝元さんに来てもらったのが初めて。
でも、それ以前から、もうずっと大ファンで。料理の本は何冊も持っていました。
子どもが小さい頃に「ひとりでできるもん!」というNHK教育の番組に「エダモン」という愛称で出演されていて
明るくておもしろい人だなぁと、子どもたちと一緒に観ていました。
包丁を持って、野菜を切るときに、「野菜をおさえている方の手は、ネコの手みたいにするんだよ!」と言っているのをみて、子どもたちも、料理をしたがり「ネコの手ーー」と言って、手をぐーにして野菜をおさえて切っていました。
そんなわけで、憧れの「エダモン」と一緒にイベントができて、それ以降、東京のご自宅に泊めてもらったり、遊びに行かせてもらったり、福島をまわったり、保養に何日も来てもらって料理をたくさんたくさん作ってもらったり。
いつもずっと応援してもらっていて、私が何かできたってことは一つも思いつかない。
先日毎月出版される「きょうの料理」を久しぶりに購入。
その中には、S &Bのスパイスのレシピのコーナーがあって、このコーナーも、多分もう15年近く担当されてると思うのだけど、娘が小さい頃、ここに出ていた「ジンジャークッキー」を2人でよく作った。
今もずっと続いてるんだねとメールすると。
あー、あの時は、入院前の絶不調の時に書いたレシピなんだよ、、、と返事がきた。
このスパイスレシピ、S &BのHPなんかにも出てるのだけど、本にしてくれないかなぁと思い、S &Bお客様相談センターに
このコーナーが大好きなこと。スパイスの使い方がよくわかるので、ぜひ本にしてほしい!と電話をしてみた。
毎月×12ヶ月×15年だったら、相当なレシピの数だろうな✨本にならないかなぁ✨
今年の保養のことも気にかけてくれていて、先日申請した助成金の「推薦人」にもなってくれた。
夜のパン屋さんという取り組み→https://yorupan.jp/
チームむかご→https://mukago.stores.jp/
どれもこれも、仕事を作ったり、もったいないを減らすためだったり、社会がよりよく、笑顔で暮らせるようになるための取り組みをしている、すごくかっこいい料理研究家です。
元気な時も、病気の今も、「あんなふうになりたいな」と思う素敵な大人でオピニオンリーダー。
早く元気になりますように。