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NO to YES!です

斎藤先生の科学授業「液体窒素」

今年の夏休みも、地元の後志管内で中学校で現役の理科の先生をしている「斎藤一郎先生」が、科学授業をしにきてくれました。

斎藤先生の科学授業は、ワクワクで、ドキドキで、時々美味しかったりもして、小学生には難しいはずなのに、みんなが楽しく授業を受けられる、素敵な授業なのです。

あれは、先生がもつ素敵なオーラと、よく通ってぐいぐい惹きつけられる声、どんなふうに伝えたらみんなが興味を持つか?など科学を熟知した方だからなのだろう、、、と、斎藤先生の授業を聴きながら思うのです。


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今回の夏休みは「液体窒素 液体窒素で遊ぼう」という授業でした。

「えきたいちっそ」??

昨年の夏休みの科学授業は、「ドライアイス」でした。

ドライアイスを使って、ちょっと気を付けなければいけない実験、美味しい実験、いろんな実験をさせてもらいました。

ドライアイスのテーマは、「個体を気体にできるか?」でした。

そして今回の液体窒素は、「液体を気体にできるか?」です。前回から続いているのですね!


ボランティアの大人たちも「液体窒素」は授業では聞いたことがあるけれども、そもそも実際に「液体窒素」をみるのは初めてだったそうです。

もちろん、それを使って、様々な実験をしたり、まさか触れたりすることができるとも思っていなかったとか。

私は、残念ながら授業に参加できなかったので、授業に参加した人の感想だけなのですが

「液体窒素」がいかに冷たいものなのか(-196℃!?)を、今回の実験で初めて目にすることができたと話していました。

そして、「液体→気体」に替えることができることも実験で知ることができた、と話していました。

その、聞いたこともないような冷たさ(ー196℃!!)の液体というものをみたことがなかったし、その液体が目の前で気体に代わっていく様を見るのも初めてのことだったとのことでした。

確かに、文献として書いてあるものを読むことはあっても、想像のつかないものだし、それを「楽しく」みせてくれる(しかも目の前で)なんてことは、かなりすごいことです。



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そして、小学校低学年の子たちと、中高生、大学生、障がい者が、一緒に楽しめる実験だったこと。

もちろん、液体窒素は、やり方を間違えたら非常に危険です。

でも、大きな声で、どうやって取り扱うか?を教えてくれ、全員にやらせてくれるのです。


授業を受けたモモタの感想ですが


斎藤先生は、持参したプリントを一度に全部配らないのだそうです。

ボランティアが気を利かせて配ろうとしたら、「全部配らなくていいですよ!」と言われたそうです。

小学生などが授業中に飽きてきたら、プリントをめくりだし、答えを先に知ってしまったり、授業に集中しなくなるからだそうです。必要なプリントを、その時に配ること。

「なるほどなぁ」と思ったとのこと。


そして、実験の前に斎藤先生はみんなに質問するのだそうです。

どの意見も否定せず、「じゃあやってみようか」と言って、やらせてもらい、その結果も知ることができたと話していました。

そして「こっちだと思う人!」と挙手をして、周りの様子をみて「あれ?ちがうのかな、、、」と自信がなくなってきたら、「やっぱりこっちだと思う人は変えていいよ。」と言ってくれるんです、と話していました。

自分の答えにやや自信がなくなってきたときに、それってすごく優しくて、うれしいことだと思うとのこと。

確かに。何回もチャンスをくれるってうれしい。


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そして、小学生の彼らにとってはきっと「えきたいちっそ」というものがなんなのか?結局よく理解できていなくても、-180℃もあるような液体窒素を使わせてもらったり、液体窒素の中に花びらをいれると一瞬で凍って粉々になってしまったり、マシュマロや鈴カステラが一瞬で固まって、それを口の中にいれてみたら凍りすぎて口の中の粘膜にくっついてしまったり、、、、

そんな実験をたくさんさせてもらって、すごく強烈な印象だったはず。

きっと後になって「液体窒素」が授業に出てきたら、きっと、「あ!あの時のだ!」と鮮明に思い出すと思う

と一緒に授業を受けたモモタが話していました。


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↑「液体窒素フォンデュ」笑 マシュマロや鈴カステラを箸でつまんで液体窒素につけてからたべてみましょう。というやつです!(水気の含むものを液体窒素につけて食べると口の中の粘膜にはりついてケガをすることがあります。マシュマロと鈴カステラだけにしておきましょう、という注意書きも笑)

10秒ほどでカチコチになった氷よりも冷たい鈴カステラを食べているばんちゃん。


こんな貴重な経験をたくさんさせてもらいました!!


斎藤先生、この夏休み保養も、本当にお世話になりました!

今回も、子どもたちにも、大人たちにも、最高に楽しい授業だったようです。

ぜひ、また来年の夏休みにもどうぞよろしくお願いします!


科学ってすごいな!


ありがとうございました✨



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